「家族がいないと気楽でしょう?」「一人の時間っていいなあ。」アラフォーおひとりさまは時々そういったフレーズを言われます。
こちらとしてはそうだなと思うこともありますし、子育てなんてめちゃくちゃ大変だろうなと思います。でも、おひとりさまだって意外に忙しかったりするのです。
ワンオペにならなければおひとりさまは意外に大変
前述した通り、おひとりさまは意外に忙しいのです。何故かと言われれば、全て自分で行わないといけないからです。
人が家庭を持つことの最大の利点は、生命活動に必要な物事の役割を分担できるという点にあると思います。
日常生活で使用する買い物、掃除、家事全般や納税などの振込。
今でこそネット銀行やキャッシュレス決済、ロボット掃除機などの自宅家電の進化からだいぶ楽になりました。おひとりさまは仕事をしながら全て自分でこなさないといけないので大変助かっています。
でも、家族がいれば、役割分担ができます。
一時期、弟が4年間大学に通うために下宿していましたが、洗濯物を取り込んでくれるだけで大変助かっていました。仕事で忙しい時には、互いに予定を伝えれば助け合うことができます。公私共にめちゃくちゃ忙しかった時、体重が6キロ下がって健康診断で指導を受けるはめになりました(その時の私の容姿は鶏ガラと言われていました。当時の同僚たちがことあるごとにお菓子を食べさせてくれて3キロ戻りました。ありがとう)。
家族がいるということは、役割分担でき、一人一人の負担を軽くすることができるのです。助け合いができるのです。
ただし、ワンオペはダメです。
ワンオペというのは全てを一人でこなすということ。家族の人数が多いということは生命活動に必要な物事が必然的に多くなります。つまり、他人の仕事を肩代わりしているのと同じです。家族の意味がありません。私はワンオペになるくらいならおひとりさまが良いです。しかし、友人曰く私はダメ男製造機とのこと。多分私はずっとおひとりさまです。
できること、できないことが増える
女のおひとりさまって意外に大変。特に力がいる作業は天敵です。
最近ではネットでも家具が販売されています。
その時の組み立て注意事項によく書かれている文言。
「組み立てはお二人で行ってください。」
おひとりさまは二人にはなれません。近くに住む独身の友人とは引っ越しのたびに協力しあっています。それか、完成済みの家具を購入して搬送してもらっています。
最近では家具の組み立てサービスもありますので、大変助かっています。その他にも網戸の修理とか高いところの掃除など。先日はくらしのマーケットで網戸の修理を依頼しました。大変助かりました。
おひとりさまはできることと出来ないことを取捨選択しなければならないのです。出来ない時はスパッと諦めて金銭を払って誰かを頼る必要があるのです。
徹底的な自己管理が必要である
そして、おひとりさまは何でも一人でやらなければなりません。
ダラダラ怠けていると、あっという間にタスクが溜まります。
昔一人暮らしの同僚が「もうそろそろ食器を洗わないとフライパンがないんだよね。」という愚痴を昼食中にこぼしました。フライパンが何個もあるんだとその時は思いましたが、食器は洗わなければ使えなくなりますから、致し方ないと思います。
徹底的なタスク管理はおひとりさまの必須スキルです。誰かにやってもらえないから、自分で動くしかないのです。
暮らしていくことは楽ではない
意外に楽だなと思われるおひとりさまライフですが、おひとりさまはおひとりさまで色々苦労はあるのです。特におひとりさまは自ら動くしかないから、行動力が自然に身につきます。
誰もが自分の生活に責任を持って、互いの生活を認め合うようになるといいなと思う今日この頃です。
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