13年社会人を経験していると、色々な通勤方法で出勤することになります。現在私は片道8km、往復16kmの道のりを毎日自転車で通勤しています。
私が自転車通勤をする理由
私は職場へはもともと車で出勤していました。私の職場は駅からのアクセスが微妙に悪く、かといって職場近くに住むのはさまざまな理由から選択外でした。朝のラッシュ時刻で出勤にかかっていた時間は約40分。音楽を聴きながらのんびり車を走らせる時間は嫌いではありませんでした。
そんな日々が変わったのは2020年春頃。その年の夏に私は車の買い替えを予定しており、車種なども決定し納品日もギリギリ前の車体の車検を行わないで済む日程で調整していました。新しい車が来るのが楽しみだなと思っていた時、事態が急変しました。
納車が１ヶ月以上遅れてしまったのです。
新型コロナウイルスが蔓延したことで、政府が緊急事態宣言を発表。色々な会社が出社を控えるようになりました。そのため車の製造にも影響がでて、いつ納車ができるのかわからない状況になってしまったのです。
しかし、私は看護師。看護師は、風が吹こうが、嵐が来ようが、なんなら災害時だって出勤です。かといって朝の満員電車での通勤ではどこで感染するかわかったもんじゃない。同じ病院のスタッフも車での通勤に切り替えたり、家族に送迎をお願いしたりととにかく三密回避に動いていました。そして私の出した結論は一つ。
「そうだ、自転車で行けばいい。」でした。
自転車通勤の５つのメリット
そんなこんなで、強制的に始まった自転車通勤でしたが、コロナが5類へ変わってからも続いています。自転車通勤が良いものだと知ったからです。その理由を５つお話しします。
①朝の混雑やラッシュを気にしなくていい
私が自転車通勤で最もメリットに感じたことです。基本的に自転車通勤は事故に遭わなければほぼ予定通りに出勤することができます。信じるのは自分の脚力だけです。
②車通勤時よりも低コストで出勤できる。
私の職場は交通手当なんぞ出ません。ガソリン代実費、駐車場代実費です。毎月1万円以上かかっていましたが、自転車通勤にしたら全て不用意になりました。
③運動不足が解消された
何せ毎日16kmを強制運動です。もともと趣味で水泳をしていたのですが、マスクが着用できないのでコロナ蔓延を機に辞めてしまいました。しかも水泳って毎日はできませんからね。自転車通勤を始めてから冷え性とはおさらばできました。
④テイクアウトが気軽に寄れるようになった。
私の住んでいるところは県庁所在地のある街です。こういった場所は駐車場が無いお店が多く、テイクアウトなどする時には駐車場の有無の確認が必須だったのですが、気軽に寄れるようになりました。夜勤明けのお昼頃、居酒屋のお弁当をテイクアウトしています。仮眠明けの楽しみが増えました。
⑤とにかく楽しい
自転車って楽しいんです。通勤中は風を感じて、四季の移ろいを感じることができます。特に春の桜が咲いている中を走るのが私は大好きです。
自転車通勤の３つのデメリット
そんな楽しい自転車通勤ですが、デメリットも存在します。
①荷物が多くなる
自転車通勤の最大のデメリットだと私は思っています。特に今のような雨季には自転車通勤にはカッパなどの雨具が必須です。傘さし運転は違法ですし、危ないですからね。常に背負ったリュックに突っ込んであります。またヘルメットの着用も努力義務がされていますのでさらに荷物が増えてしまいました。
②そこそこいい自転車じゃないと長距離は走れない。
自転車通勤を感上げる方は自転車の選定に迷われると思います。しかし、長距離を走るとなるとスペックは考えないといけません。私は当初折りたたみ式の電動自転車を使用していましたが、バッテリーが故障し（職場の駐輪場の側で建物工事をしていて、その粉塵が原因でした）走れなくなりました。そもそも電動自転車は充電が切れるとただの重い自転車ですからね。私は自転車屋さんで考慮の上マウンテンバイクを購入しました。本当はロードバイクなどが長距離に適しているのですが、スピードが出過ぎてしまうのと、優秀とは言えない私の運動能力からマウンテンバイクとなりました。ちなみにママチャリは往復16kmは結構大変かもという自転車屋さんの助言を受けました。そこそこいい値段がしましたが、車通勤に比べるとすぐに元が取れてしまう値段でした。
③天候不良の影響を受けやすい
私はカッパを着て防水スニーカーで出勤をしていました。しかし、土砂降りの時は顔面ずぶぬれになっていました。また、夏も結構暑いです。背負っているリュックにも熱がこもります。看護師の私はユニフォームがあるので出勤時にはスポーツウエアで出勤しています。
自転車通勤は楽しい！
メリットもデメリットも挙げましたが、私は自転車通勤が大好きです。自転車にも愛着が湧いてきます。車通勤で運動不足を感じている方は、ぜひ自転車通勤にチャレンジしてはいかがでしょうか？辛かったらまた元の通勤方法に戻せばいいだけですので、気軽に始められると思います。交通ルールを守り、楽しく通勤できたらと思います。
そして楽しい通勤方法は体も心も満足させます。良いご自愛生活を過ごしましょう。
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