地震って怖いですよね。南海トラフ地震はもう何十年といつか起こるといわれていますが、先日南海トラフ地震臨時情報が出ました。私の職場である病院は、災害時には対応をしなければならないので、臨時の職場点検を命じられ、しがない管理職(主任)はせっせと部署を点検しました。
そして判明したのは・・・意外に管理不足があるということでした。
防災用ヘルメットなんて壊れたまま放置されていましたし、備蓄用の倉庫の鍵が行方不明で捜索する羽目になりました(大丈夫なのかここの部署・・・)。そして施設管理者に見事に怒られました(上司出張のため)。
怒られながら、不足物品を買ってもらえないか頭を下げてクタクタです。でも、起きた時に準備していませんでしたではとても危険なので致し方ありません。人命と私の頭を下げるのを天秤にかけたら人命が優先に決まっています。命は1個しかありませんので。
話がそれましたが、これを機に私自身の自宅の防災物品を見直して、不足分は買い足そうと思い、見直しを行いました。職場だけではなく、私自身も意外に備わっていなかったとわかり反省しました。
地震に備えることができている?・・・全然揃っていなかった!
とりあえず長らく見直していなかった非常持ち出し袋を開けてみました。ちなみにこの袋は友人の結婚式の引き出物としていただいたものです。
少ない。少なすぎる。これにプラスして靴箱内に簡易トイレがあって、飲料水の入っている棚に飲料水がある程度。ちなみに固形物はほぼありませんでした。私、ジュースと水で生き延びるつもりだったようです。
今までは災害が起きたらとりあえず出勤と言われていたので、職場に食料がある前提だったのですよね。とりあえず、3日分の固形物はいるかと考えスーパーへ向かいました。
準備失敗!驚きの光景が広がっていました。
さて、暑い中スーパーに向かい、固形物を購入しようとうろうろ。ちなみに普段長期保存ができるものを購入することがないため売り場をうろうろする羽目になりました。そして、疲れが出たためデカビタを購入して帰ろうと思い飲料売り場に行くと驚きの光景が。
水が置いていたと思われる場所がほぼ空っぽだったんです(写真とっておけば良かったですね。でも混雑するスーパーで写真を撮る勇気は私にはない・・・)。
まあ、当たり前ですよね。私みたいに見直した人もいるでしょうし、おひとり様はともかく、家族がいる人は家族を守らなければなりません。後ほど保存食売り場を見ましたが、同様でした。まあ仕方ないです。
驚き、そして普段から準備していないことが浮き彫りになることに恥ずかしさを感じながら、デカビタ(これは置いてあった)と3日間で食べ切れる量の菓子パンとカップ麺数個、お菓子をいくつか買って帰宅しました。これなら1週間で食べ切ることができますし、無駄になりにくいですからね(今のところ出勤すると労働の代わりに食事が提供されるので・・・)。
日頃の備えがやはり大切
日本は確かに災害が多い国ですが、技術の進歩によってこうやって注意を国が促してくれるのはありがたいことです。わからなければ備えることもできませんからね。
そして実は備えたつもりでも、全く揃ってなかったというのは笑えません。いざという時使えなければ備えたと言えませんからね。そしていざ準備しようと思っても必ずしも手に入るとは限りません。慌てて揃えると、スーパーの棚をからにして、困る人が出てきてしまいます。買い占めるつもりもありませんが、多くの人が同じ行動を取れば品物はなくなってしまいます。日頃の備えはとっても大切ですね。改めて痛感しました。
今はSNSでも防災に対する情報がたくさん発信されています。実際に災害に遭われた方の体験談なんかも聞けるのはとても良いことです。
日頃からコツコと準備しておこうと思った今日この頃です。
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